vimgrep
ファイル内の検索が可能。:grepはシステムのgrepを呼び出すためのコマンド。
:vim[grep] {pattern} {file} ...
{pattern}の概要は:help pattern-overviewでみれる。
{file}にはワイルドカードが指定可能。
vimgrepは普通のgrepやgit-grepより遅い。
キーバインド候補
nnoremap [q :cprevious<CR> " 前へ
nnoremap ]q :cnext<CR> " 次へ
nnoremap [Q :<C-u>cfirst<CR> " 最初へ
nnoremap ]Q :<C-u>clast<CR> " 最後へ
/との違い
| | / | vimgrep | |————————|——————|———————–| | 正規表現使える | yes | yes | | 検索対象 | カレントバッファ | 引数で指定する | | ヒット件数 | 分からない | 分かる | | 次の検索結果へ移動する | n | :cn[ext] | | 前の検索結果へ移動する | N | :cN[ext] :cp[revious] | | Quickfix使える | no | yes |
カレントバッファに対するvimgrep
" カレントバッファを対象にする
:vim {pattern} %
何度も同じ検索対象を使う場合
:vim foo path/to/search/dir/**
:vim bar path/to/search/dir/**
:vim baz path/to/search/dir/**
:vim hoge path/to/search/dir/**
:vim piyo path/to/search/dir/**
上記の検索は、下記で置き換え可能。
:ar path/to/search/dir/**
:vim foo ##
:vim bar ##
:vim baz ##
:vim hoge ##
:vim piyo ##
:ar[gs]コマンドは、次のようにも使える。
:ar `find . -name \\*.rb`
検索オプション
g オプションをつけない場合、それぞれの行に対して一度しかマッチしません。 g オプションをつけると、すべて、マッチします。
:vimgrep /foo/g *
j オプションをつけると、マッチした場所にジャンプしません。
:vimgrep /foo/j *
大文字小文字を区別しないには、 \c を指定します。 / を省略することもできますが、gやjのオプションを指定できなくなります。
:vimgrep /foo\c/ *
:vimgrep foo *
:vimgrep foo\c *
先頭に \C を入れることで大文字と小文字を区別するようになります。
:vimgrep /\Ckeyword/ **
ファイルの指定するときに ** を使うことで再帰的にファイルを検索することができます。
:vimgrep fprintf **/*.c